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行事報告

天皇皇后両陛下御結婚五十年をお祝いする集い

(平成21年4月10日、憲政記念館)

 奉祝ニュース NO3 [PDF]


天皇皇后両陛下御結婚五十年をお祝いする集い

 平成21年4月10日、東京の憲政記念館で「天皇皇后両陛下御大婚五十年をお祝いする集い」が盛大に開催された(天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟と天皇陛下御即位二十年奉祝委員会が共催)。


天皇皇后両陛下御結婚五十年をお祝いする集い

 第一部祝賀式典には、国会議員、各界代表からなる奉祝委員など650名が集い、別室まで用意するほどの熱気だった。司会は葛城奈海氏。

 冒頭、主催者を代表して、奉祝議連会長の森喜朗元総理と、奉祝委員会会長の岡村正日本商工会議所会頭が挨拶。続いて政府代表挨拶を松本純内閣官房副長官が行った。


 また、各界から、明石元紹(ご学友・元学習院大学馬術部監督)、宇崎竜童(作曲家)、服部郁弘(全国漁業協同組合連合会代表理事会長)、佐藤愛子(作家)、猪谷千春(IOC国際オリンピック委員会副会長)の五氏が祝辞を述べた。続いて平沼赳夫奉祝議連実行委員長から奉祝事業計画が発表された。

 最後に、斎藤十朗全国社会福祉協議会会長の先導で聖寿万歳を三唱、閉会した。


 第二部は、「御即位二十年奉祝写真展」が開催され、記念テープカットのセレモニーの後、思い思いに展示のお写真を拝観した。

天皇皇后両陛下御結婚五十年をお祝いする集い 天皇皇后両陛下御結婚五十年をお祝いする集い
天皇皇后両陛下御結婚五十年をお祝いする集い

 森奉祝議連会長は、皇后陛下が「皇太子(当時)としての義務を最優先される陛下の御姿勢に感動されて結婚を決意なさった」ことを紹介しつつ、「国と国民のために尽くそうという御心を通じて御結婚された両陛下と、心よりお祝い申し上げた国民とのうるわしい国柄がパレード参加53万人という形で示されたのが、昭和34年4月10日という日だった」と述べた。岡村奉祝委員会会長は「世紀の馬車パレードは、我が国が焼け跡から復興し、高度経済成長への道を歩む歴史の中で、象徴的な一日となりました」と振り返り、「国民と共に歩むことを常に念頭に置かれた天皇陛下と、心を寄せ続けることを大切にしてこられた皇后陛下」を仰ぐ国民の幸せを述べた。

 松本純内閣副官房長官は、両陛下の御成婚は、「我が国の明るい未来、明日への希望を象徴」したものであり、その後の50年は、「皇室と国民とをつなぐ敬愛と信頼の絆の証である」と述べた。

 平沼赳夫奉祝議連実行委員長は、平成21年11月12日の皇居前広場での「国民祭典」、政府が製作中の記念記録映画の上映、お言葉集などの記念出版、各省庁の記念事業、地方自治体と連携しての全国各地での奉祝式典や植樹、御製碑建立などの記念事業、そしてパネル展など奉祝事業計画を発表、「両陛下のもとで国民が結束することによって国難を克服し、誇りある日本を築いていきたい」と述べた。

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