「国民祭典」を盛大に開催
皇居前広場に7万名が集う
令和元年11月9日、「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」が、各界の代表はじめ一般公募で当選した参加者、また当日駆けつけた人々を合わせ延べ約7万名が皇居前広場に参集し、盛大に開催されました。
本祭典は、天皇陛下御即位奉祝国会議員連盟(伊吹文明会長)、天皇陛下御即位奉祝委員会(三村明夫会長)、公益財団法人日本文化興隆財団(田中恆清理事長)での共同開催。
第一部 奉祝まつり
第一部「奉祝まつり」は午後1時からスタート。出発セレモニーでは、奉祝議員連盟と奉祝委員会の役員やアスリート達がテープカットを行いました。
内堀通りでは、各音楽隊や、北は岩手・秋田から南は沖縄まで全国各地のお国自慢の郷土芸能18団体が勇壮・華麗な演技でパレードを行い、鍜治橋通りでは都内近郊の30の神輿、山車、囃子などが、華やかに繰り出し、奉祝と慶びの声で賑わいを見せました。
お国自慢の郷土芸能が熱演!
第二部 祝賀式典
第二部の祝賀式典は、オープニングとして、陸海空三自衛隊合同音楽隊の演奏、鬼太鼓座による「振れ太鼓」が披露され、古屋圭司・天皇陛下御即位奉祝国会議員連盟幹事長の開会宣言によりスタート。
周辺のオフィスビル群が、土曜日にもかかわらず本式典のためにライトアップで祝意を表するなか、会場には、三権の長、政党幹部(自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党、日本維新の会)、国会議員、また経済界をはじめとする官民各界を代表する顔ぶれと、奉祝委員会役員団体からの招待者、約1万名の一般公募当選者合わせて3万名が集いました。
会場中に広がる提灯の灯火と日の丸に、二重橋(石橋)にお出ましになった天皇皇后両陛下は笑顔と提灯でお応えになりました。
谷原章介さんと有働由美子さんによる司会のもと、各界を代表して女優の芦田愛菜さん、歌舞伎俳優の松本白鸚さん、御手洗冨士夫・日本経済団体連合会名誉会長、山下泰裕・日本オリンピック委員会会長がそれぞれ祝辞を述べられました。
次に「奉祝演奏」として、フランス人画家マークエステル氏の作品を古事記朗読に乗せて紹介、鬼太鼓座の演奏に続き、九世 野村 万蔵氏率いるわざおぎの田楽法師らによる「大田楽」が披露されました。
天皇皇后両陛下を二重橋(石橋)にお迎えしての後半は、主催者を代表して三村 明夫・天皇陛下御即位奉祝委員会会長の式辞、安倍 晋三・内閣総理大臣の祝辞に続き、岡田 惠和氏作詞、菅野 よう子氏作曲の奉祝曲 組曲「Ray of Water」が、嵐の歌と辻󠄀井 伸行氏のピアノにより見事に演奏されました。
ソプラノ歌手森谷 真理氏の独唱に続く国歌斉唱のあと、天皇陛下が式典開催に際して感謝のお言葉を述べられました。
結びに、伊吹文明・天皇陛下御即位奉祝国会議員連盟会長の先導のもと、会場3万名の聖寿万歳で締めくくられました。
国民祭典 主催・後援・出演者
主催
天皇陛下御即位奉祝国会議員連盟、天皇陛下御即位奉祝委員会、公益財団法人日本文化興隆財団
後援
内閣府、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省、東京都、千代田区
出演者
敬称略・順不同
第一部
衛藤 晟一、木原 稔、久保田 政一、石川 雅己、藤岡 弘、、桐生 祥秀、紀平 梨花、村上 茉愛、乾 友紀子、半井 小絵、江戸消防記念会、日枝神社、神田神社、赤坂氷川神社、浅草神社、渋谷氷川神社、江東天祖神社、居木神社、西五反田氷川神社、八丈神社、大国魂神社、恋ヶ窪熊野神社氏子会、小足立八幡神社、伊豆見神社、萬歳會、不二流惟神体道会、大鳥居、武蔵睦、相州睦、新宿ひぐらし、神輿Japan、上和太鼓、富岡八幡宮、千葉県神輿保存連盟、九十九睦会、川崎道祖神、東京共和睦、極神連合鯱睦連合、榊連、下妻囃子保存会、奉祝神輿会、緑乃會、元禄弥
警視庁音楽隊、全日本鼓笛バンド・フォームバトン連盟、東京消防庁音楽隊・カラーガーズ隊、奥州江刺百鹿大群舞、鳥取しゃんしゃん傘踊り、しばた台輪、よさこい鳴子踊り、稚児舞、東金ばやし、盛岡さんさ踊り、鹿島母ヶ浦面浮立、石岡のおまつり、秋田竿燈まつり、沖縄エイサー、能登のキリコ祭り「宇出津あばれ祭り」、輪島のキリコ祭り、久喜提燈祭り提灯山車、東京高円寺阿波おどり、佐波 優子
第二部
陸海空三自衛隊合同音楽隊、鬼太鼓座、古屋 圭司、芦田 愛菜、松本 白鸚、御手洗 冨士夫、山下 泰裕、阿部 詩、瀬戸 大也、マークエステル(作品協力)、九世 野村 万蔵・わざおぎ、三村 明夫、安倍 晋三、菅野 よう子、岡田 惠和、辻󠄀井 伸行、嵐、森谷 真理、伊吹 文明、谷原 章介、有働 由美子
国民祭典開催にあたりご協力を頂きました皆さまに、あらためて感謝申し上げます。